災害についての講演会

2021年の夏は緊急事態宣言、蔓延防止措置などが、発令されたり、解除されたりと、本当に沢山の人たちが、複雑な思いで過ごした1年だったのではなかろうか?

真備追悼復興3年祭では、身の丈以上もある和太鼓や、笛など、数十人により演奏を行っていただきました。
大空の遥か彼方まで突き抜けるような音と、大地を掴み、天と地をすり替えるようにも聞こえたあの迫力を、そして、なにより演者達の、透き通った笑顔を、今も覚えています。

数ヶ月前から、MIHO美学院中等教育学校の、大島先生や生徒さん達、スタッフの中上さん、明石くんが、災害についての講演の話を進めてきました。
コロナ禍であり、オンライン講演に変更するか?と、誰もが迷ったそうですが
団員の、中上さんと明石くんは、
「やはり目の前でお話をすることが、どれほど思いや感情が伝わるか?」
それは、あの夏に我々が耳にした和太鼓の音を思い出させる様な意見でした。

オンラインでは伝わらないもの、それは熱意と感動かもしれないですね。
・・・・・・できない理由を言うよりも できる方法を探す・・・・・・
そしてついに生徒さん達や、先生方、中上さん、明石くんは、講演会を実現してくれました。
学院内へ入ると、生徒さんが作った、手作りのパンフレットやポスターは、
たくさん掲示されていました。
会場の体育館へ入ると、一斉に「こんにちは!!!」と、元気な声が館内に響きました。
沢山の生徒さん達は、一列に並び、僕たちを元気な笑顔で迎えてくれました。
そして、バトン部や和太鼓部の、みんなの元気一杯の演技を、披露していただきました。
学校が終わってからも、毎日のように練習をしていたとのこと
真っ直ぐな生徒さん達の、演技と、一所懸命な思いを、胸いっぱいに感じました。

和太鼓部の皆さん
バトン部の皆さん
元気いっぱいの演技を、ありがとうございました!!!

講演が始まると、シン・・と静まり返る館内は、僕たちが用意したスライドを。
質疑応答の時間は、次々に質問をいただきました。
災害についての講演でしたが、災害とは全くかけ離れた内容の話が半分以上だった。
かもしれません。
退屈させてしまったかな?いろんな思いが交差しながら講演会を終え、急に元気に、笑顔で質問をしてくる生徒達(笑)
やはり緊張するんでしょうかね?
そして、皆さんで記念撮影
さぁ!岡山へ帰るぞ!と、思ったら、ダウンジャケットが必須くらいの寒さの中
出口の門まで送ってくれた、生徒さん達
なんとなんと、生徒さん達から、とんでもない量のお菓子をお預かりしました。
僕たちが倉敷市真備町で行っている、真備こども食堂の子供達へ!!
と、手書きのメッセージが書かれた箱に!満タンのお菓子!!!
生徒さん達の手作りのポスターが、照れ臭くてもう赤面したそうです。(笑)

「僕らは、全国どこへでもいきます。
もちろん謝礼金は受け取りません。交通費も受け取りません。
国内であれば子供達に、今の私たちができることを、精一杯やらせてください!
彼らや、彼女達の笑顔が原動力であり、大人ってなんだろう?と
こっちが勉強になるわな」
ーーー茅野談ーーー

  • バトン部
    部長/赤井志帆さん 5年生(高2)
    ★構成
    5年生(高2)/4名
    4年生(高1)/2名
    3年生(中3)/2名
    2年生(中2)/1名
    1年生(中1)/2名の皆さん
  • 太鼓部/部長/木股晃一君(5年)
    ★構成
    5年(高2)/8名
    4年(高1)/3名
    3年(中3)/5名
    2年(中2)/6名
    1年(中1)/5名の皆さん

ポスター 製作・金子春太郎君
6年生高3、5年生高2、4年生高1、3年生中3、
2年生中2、1年生中1の皆さん

きっと、また会おう
1人が手を伸ばせば  1人の手を掴める

追伸・・・・・・・・・・・・・・
週が明け、先生から送られてきて、およそ40枚の感想文
全ての文章を、噛み締めて拝読させていただきました。
「程よいコメントや、気の利いたコメントが言えそうになくて、とにかく言葉が出てこない。 もっと頑張るよ」

代表は、多くを語らなかったが、しっかりと涙を流していました。
MIHO美学院の皆さん、ありがとうございました。

広報部 中田 聖也

 

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