令和2年豪雨災害 第4回熊本災害支援活動(10月4日〜10月11日)

令和2年10月4日〜10月11日にかけて、第4回 九州豪雨災害熊本支援活動(葦北郡芦北町・人吉市)にいってまいりました。

10月4日の岡山県の朝。 少し涼しく感じられる気持ちの良い朝でした。
倉敷市真備町のゴリラカフェの前で、串もん屋七幸さんが 早朝5時から見送りに来てくださっていました。

「無理せず頑張ってくださいよ!ゴリさん!」

「ええ塩梅で頑張るわ!」   ・・・岡山を元気に出発しました

午後14時10分 人吉市へ現地視察到着しました。
※ 外観等の写真については掲載できかねる事、ご理解ください。

3ヶ月が経とうとしている今の、これが現実でした。 僕たちの地元岡山での、⻄日本豪雨災害と比較するわけではありませんが ただただ、目の前の状況に絶句していました。

10 月 5 日〜8 日の4日間 葦北郡芦北町白石地区の4軒のご自宅で作業させていただきま した。一部取り外し解体1件、再生に向けた解体・洗浄消毒作業3件を行いました。

キッチン周りを解体し、既に解体作業が進んでいる居間等、1 階部分の洗浄消毒を行いました。

⻑押の内側は、水害により流れてきた泥が固まっていました。 鴨居を傷つけないように細心の注意を払っての作業は、ほぼ一日かかります。 この後、スクレーパーと、刷毛で泥を掃除した後、洗浄消毒を行い終了です。

壁を丁寧に剥がすと、3 ヶ月経ったといえど、断熱材は絞れるほど濡れており、そこから木 材へカビの繁殖を広げる要因となっています。

完成です!!

ご協力いただいた
グリーンコープ熊本様
災害支援団 Gorilla 熊本
皆さんお疲れ様でした!

母さん いつもお昼ご飯ごちそうさまでした!!!
新米も、お豆腐も、お味噌汁も本当にうまかった!!!

10 月 9 日〜10 日は、人吉市上新町で作業をさせていただきました。
表面的には、カビは見受けられない状況のこちらのお家も 住⺠さんとの立ち会いも経て、打ち合わせを行い作業を行いました。

再生解体の作業の変化、発見に応じて、1 日に何回も電話にて 家主さんへ確認を行いながらの作業です。
他人様のご自宅に手を入れさせていただくと言う事は、最大の配慮を いつも心がけています。


表面にはカビが見当たりませんでしたが、ボードを剥がすとこのような状態でした。

丁寧に、丁寧に掃除することが一番大切です。 地味で気が遠くなる作業ですが、これが一番大切な作業かもしれません。

根太は、泥出作業がより綺麗に、円滑に作業ができるよう、後々再利用できるように丁寧に カットします。
(根太掛の上は抜き取りますが、大引の上の根太は写真のようにカットして いきます。必要最小限にしておきましょう。)
※撮影のため保護めがね、ゴーグルは装着しておりません

グリーンコープ熊本さんの、クリーニング作業が早い早い! そして、非常に丁寧でした。
お疲れ様でございました。
協力
グリーンコープ熊本様
新田様

Gorillaの活動を応援してくれる
支援企業さま

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