令和2年豪雨災害 第3回熊本災害支援活動(9月8日〜9月16日)

令和2年9月8日〜9月16日にかけて、第3回 九州豪雨災害熊本支援活動(八代市・球磨郡・葦北郡)に行ってまいりました。

9月8日午前5時、残暑を感じる日中ではありましたが、早朝は少し涼しさを感じる明け方でした。
この日、災害支援団Gorilla(Gorilla熊本・Gorilla岡山)4名、TASUKE愛1名の計4名で真備を出発しました。

熊本県八代市へ入り、球磨郡球磨村地区の道中、球磨川の氾濫により甚大な被害を受けた爪痕が2カ月経った今でも生々しく残っており、一同言葉を失いました。

今回、家屋の再生に向けた解体洗浄消毒支援活動に入らせていただいた坂本公民館さんでは、地区の方が再度集まれる場所を再生し、また地域の住民さんに戻ってきて欲しいとの思いを受け、再生に向けた解体、泥かき、洗浄・消毒作業を行いました。

災害後、2ヶ月の間手つかずの状態で残されていた床下には、約40㎝ほどの水、その下にたまったヘドロは、たとえようのない腐敗臭がありました。

ポンプを設置し、おおよそ2日間にわたり、ゆっくりと水を抜きながら

ヘドロは、スコップやちりとり、狭い場所はスクレーパーで少しずつすくい取っていきました。

日中はまだまだ暑く、非常に困難な作業になりました。

神瀬地区での作業は、一般住宅でした。

家の基礎部分に泥が大量に残ったままという状況でしたが、広島からの応援で駆けつていただいた 新田様ご夫婦と連携し、計7名で1日でおおよその泥を撤去することができました。 

その後は、地域の方々が解体された、木材、壁材等を運び出し、地域の方へ残りの作業を引き継ぎました。

葦北郡芦北町吉尾地区では、温泉施設様からの問い合わせがあり、お邪魔させていただきました。  

建物は、発災後、意落ち部に関してはそのままの状態でしたので、1箇所の壁を剥がし、実際に家主様へ見て頂き、状況の説明とできる限りのアドバイスをさせていただき地域の団体様へおつなぎさせていただきました。

その後、芦北町白石地区の個人宅様2軒のご要望を受け、お邪魔させていただきました。

床下の泥の撤去、床板撤去等、大まかな部分は、ボランティアセンター様が行ってくださっていましたが、壁材・壁の中の断熱材・天井・天井の断熱材等の、水分を含みカビが大量に発生している断熱材は、発災後2ヶ月間放置された状態でしたので、家主様へ、カビについての説明をさせていただき、壁材等、水栓器具、ユニットバス、レンジフード、取り付け収納、断熱材等の撤去作業を行わせていただきました。

泥の撤去作業は、狭いところ、低いところでの継続作業となるため
腰痛対策をしっかりと行い作業を行うように心がけたいと思います。

どの作業においても言えることですが、作業開始の前に
1・当日の作業内容説明
2・作業人員の適正な配置
3・リスクアセスメントを用いたKYの実践
この3っつを取り入れることで、さらに安全に配慮した作業が行えると思います。
どのような作業においても、常に危険は隣り合わせです。
自分の身は自分で守る! 危険な作業は、しない!させない!相互注意で安全作業!

ヨシ!

尚、活動においては体調チェックリスト、24時間行動観察記録、活動日報はいつでも閲覧頂けるように、事業所へ保管しております。

協力
グリーンコープ生協くまもと
TASUKE愛 にしやん様
新田様

Gorillaの活動を応援してくれる
支援企業さま

PAGE TOP