令和3年豪雨災害 第2回佐賀県災害支援活動(9月28日〜10月3日) 炊き出し支援

令和3年豪雨災害 第2回佐賀県災害支援活動(9月28日〜10月3日) 炊き出し支援

令和3年8月の豪雨により甚大な被害を受けた佐賀

県杵島郡大町町で第2回目の炊き出し支援活動を行いました。
昨今のコロナ禍の状況に伴い、PCR検査の実施、毎朝夕の体温測定と記録、常時マスク着用、調理、配膳時のマスク、限られた人員での炊き出し活動となりました。

今回は大町町役場総合福祉保健センター美郷避難所、恵比須地区、大黒地区在宅避難者の方々へ炊き出し配膳を行いました。

2021年9月28日
調理数110食・提供数,提供先/大町町総合福祉保健センター美郷避難所19食・在宅避難者(恵比須地区)85食

・鶏肉の混ぜご飯
・キャベツの昆布和え
・手羽元のおでん
・人参シリシリ
・漬物
おでんは、皆様からリクエスト頂いたものです。

2021年9月29日
調理数110食・提供数,提供先/大町町総合福祉保健センター美郷避難所19食・在宅避難者(恵比須地区)85食

・シーフードミックスタルタル丼
・究極のオニオンスープ
この日は住民さんからのリクエストのシーフードフライ!
今までの炊き出しを通して初の揚げ物です。
一つ一つ丁寧に揚げております。
タルタルソースも手作りで絶品!

また、この日は大阪中央市場から中井青果様から新鮮な野菜が届きました。
前回に引き続きのご支援ありがとうございます。

2021年9月30日
調理数120食・提供数,提供先/大町町総合福祉保健センター美郷避難所17食・在宅避難者(大黒地区)91食

・ご飯
・パルミジャーノ・ポークシチュー
・カレーポテト
・マカロニサラダ
・漬物
野菜たっぷりのポークシチューは、大人気でした!
ポークシチューへは、配膳の際に、とろけるチーズをのせ
パルミジャーノチーズを削りおとします。
まろやかで美味しいですよ〜

2021年10月1日
調理数120食・提供数,提供先/大町町総合福祉保健センター美郷避難所19食・在宅避難者(恵比寿地区)90食

・ご飯
・八宝菜
・キャベツと牛肉の細切れ炒め
・キャベツたっぷりスープ
・肉のうま煮
・かぼちゃのそぼろ煮

2021年10月2日
調理数120食・提供数,提供先/大町町総合福祉保健センター美郷避難所17食・在宅避難者(大黒地区)95食

・ご飯
・とみつ金時のふかし芋
・塩野菜炒め
・切り干し大根
・肉じゃが
・白菜と人参の味噌汁
左は秘伝の辛味噌だれです。
めちゃくちゃ美味しい。
これは翌日の仕込み用です。

右はサツマイモを練り込んで冷やしてます。
これも翌日のサツマイモごま団子の仕込みです。

調理人員が3名という限られた人数で、当日の食事の準備で手いっぱいでしたが、最終日の炊き出しのお弁当に向けて、しっかりと仕込みを行えました。

2021年10月3日
調理数110食・提供数,提供先/大町町総合福祉保健センター美郷避難所17食・在宅避難者(恵比寿地区)90食

・ご飯
・手作りミートソースパスタ
・キャベツとカリフラワーの温野菜
・カボチャと豆腐の味噌汁
・焼き上げサツマイモごま団子
・牛肉の手作り甘辛味噌炒め
・漬物
ゴマ団子は、油で揚げると、ご年配の方が食べずらいとのことで、1つずつ炙り焼きにし、ゴマを香ばしく仕上げ、水飴等を塗り甘くしました。
パスタは、1.4ミリの物を選び、バターがさっぱりと絡む太さを選びました。
キャベツとカリフラワーは、さっぱりとした温野菜。
味付けは一切していません。
さっぱりとした素材そのものの味です。

ガッツリ食べたい方の肉味噌炒めは、ピリッと豆板醤を効かせ、しかし甘みが出るように合わせ味噌でまろやかにしています。

こども達のリクエストのパスタも、トマトをたっぷり使い、赤ワインは長時間かけて煮込み深みをしっかり残しました。

ご年配の方が食べやすいように、さつまいも団子は油で揚げず、素焼きにし水飴でまとめました。

肉味噌のタレ、ミートソース、1日半かけて愛情もじっくり仕込んだ
そんな、みんなが食べやすいような、みんなが食べたいおかずを詰め合わせた愛情たっぷりの最後の炊き出しのお弁当です。
ご飯の固さのリクエストは様々ありましたが、固すぎず、柔らかすぎずに炊いています。

この日をもちまして、令和3年豪雨災害 第2回佐賀県災害支援活動を終了しました。
今回も事故なく、怪我なく終了できたことが何よりです。
これもひとえに応援してくれた方々、支援してくださった皆さん、災害支援団 Gorillaのみんな、関係各所の皆さん、本当にありがとうございました。
配膳を手伝ってくださった恵比須地区の皆さん

2年前の水害の時に、避難所にいたこども達
2年ぶりに再開したのが避難所だった
『あ!ゴリさん!』
その元気な声を聞き顔を見ると、嬉しかった半面、また水害に遭ってしまったことに胸が痛かった
僕たちが炊き出しを終える最終日に、前日から編んでいた毛糸の首飾りを
『お守りやけん』
そういって、僕の首にかけてくれました。
『今度いつ会える?』の質問に、とても複雑な気持ちでした。
『ゴリさんとはね、会えないことが一番なんだよ。元気でね。』
涙を堪えて、明るくさよならをしました。
辛かったな
健やかに、明るく元気に、真っ直ぐ育って欲しい

炊き出し期間2021年9月28日〜2021年10月3日
炊き出し食数 調理数680食、提供数644食
現地参加団員 災害支援団Gorilla岡山 茅野匠、林早苗、茅野翔

できない理由を言うよりもできる方法を探す。
代表理事 茅野 匠

 

支援者の皆さん

グリーンコープ生活協同組合さが
 http://greencoop-saga.or.jp

お米の支援
荒井農産株式会社様
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/kome/attach/pdf/tasyunihon-6.pdf

サツマイモ等の支援
ヒゲ農園
https://poke-m.com/producers/68325

卵の支援
いとう養鶏場様
http://ito-eggfarm.com

野菜の支援
大阪中央市場から
中井青果株式会社様
https://www.nakai-seika.co.jp

お肉の支援
肉鮮萬福市場様
https://retty.me/area/PRE33/ARE153/SUB15301/100001535091/

食材費の支援
佐賀ライオンズクラブ様
https://www.tsunasaga.jp/plaza/group/communitycare/000988.html

物資、支援共有を行い、活動を行った
ボンドアンドジャスティスさん
http://bond-and-justice.com

Gorillaの活動を応援してくれる
支援企業さま

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