災害支援団Gorilla は、有事の際における全国各地の他団体、個人との情報収集、支援物資の輸送活動、支援物資提供活動、炊き出し支援活動等、あらゆる支援活動をサポートし、迅速かつ効率的な災害支援を行います。また、平時における復興支援活動を行い、その中で、有事における人的被害を最小限にとどめる啓蒙活動を行ってまいります。
―取り組むべき課題―
被災地の様々なニーズを把握すべく調査をしたところ、避難所・在宅避難者はコンビニのお弁当を連日食べざるを得ない状況にあり、「排泄が困難になってしまった」「栄養が偏り食事自体を摂ることが億劫になった」という声が多く聞かれた。これらの声を聞き、食は生命活動の維持のために欠かせない行為であるが、その「食」という行為自体に影響が出ていることを実感するとともに「食の改善」が被災地での大きな課題となっていることを知った。
そこでこの課題を解決するために、平成30年西日本豪雨災害における炊き出しなどの経験の中で得た「『食』は被災者の心を癒やし、人々の心を結びつけるものである」という学びをもとに、「食の支援」を実施する。心の復興なくして街の復興は成し得ない。「心の復興が、街の復興につながる」というこの学びを活かし、「食」をひとつの支援・交流ツールとしながら心の復興を促すとともに、支援に頼りきりの復興では無く地元住民主体でのコミュニティー再生や被災者の自立へと繋げる活動を行っていく。
人命救助活動
12名救助