7月30日、岡山市北区の公園で「一般社団法人おいでんせぇ岡山」様や
「岡山NPOセンター」様(共に災害支援ネットワーク岡山へ所属)と3社が共同で炊き出しの研修会を開催しました。
実施研修では「ゴリラ」のスタッフがガイドラインをもとに注意点を説明し、10人ほどの参加者が黙々と20人前の食事の準備を始めました。
日差しの強い中、受付の設置などの準備をする 岡山NPOセンターの
岸さん・詩叶さん達
研修は、調理をすることも大切ですが、機材を車からおろし準備するところから
機材を綺麗な状態にし、車に積み込み終えるまでが研修です。
テーブルを設置する調理場の足元へは、ゴミなどの飛散防止にブルーシートを敷きます
それぞれのテーブルには、作業の工程に振り分けていきます。
『写真は、完成した料理の盛り付け用テーブルです』
こうすることで、調理前のものや、他の物との混在を防ぎ、又、完成後の料理の中への
異物の混入を防ぎます。
又、コンロ(五徳)の周りについては、屋外の為、風で火が消えてしまうので、風よけの設置など、炊き出し独特のポイントを解説していきました。
グループリーダーを決め、調理開始前のミーテイングを終えた後
いよいよ炊き出し作業の調理開始です。
班やテーブルをわけ、それぞれの担当を決め進めていきます。
調理場での作業とは比較にならない調理環境が整わない状況での、第1回の屋外での炊き出し研修は、みなさん汗だくで行いました。
屋外の散水栓で、お米をとぐことは少ないと思います。
又、量も多いので大変な重労働。
調理が完成したら、皆さんで食べちゃいます。
メニューは
1 ホイコーロー
2 きゅうりとツナの炒め物
3 釜炊きご飯
4 茄子と豆腐と練り物の味噌汁
5 香のもの
終盤の片付け作業
研修の最後は、機材を車に積み込むところまでを学んでいただきました。
炊き出しは、調理作業も気を抜けませんが、調理を行うことと同じくらい、準備と片付けも本当に大切です。
実施研修は、屋外での条件の悪いパターンを想定して行いましたが
参加者の皆さんのチームワークがとても良く、大変スムースに行うことができました。
怪我や事故もなく、無事終えれたことに感謝いたします。
みなさんお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました!